先日、長崎県五島列島の小値賀島（おぢかじま）を訪れました。 小値賀島は2018年の7月に『長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連する遺産』として世界文化遺産に登録されている、とても美しい島です。

そんな島の唯一の印刷所として100年の歴史がある晋弘舎印刷さんを、念願が叶って訪れることができました。 ６代目の横山桃子さんの言葉です。

(OJIKAPPANのホームページより抜粋） 「小値賀島と活版印刷が大好きだからこそ、このふたつがいずれ迎える未来について考えない日はありませんでした。 いつか失くなるかもしれない小値賀島と活版印刷を次の世代に繋いでいく、そのような挑戦をしていくために家業の晋弘舎から独立し、OJIKAPPANを立ち上げました。(中略)OJIKAPPANをきっかけに、世界中のひとが小値賀島と活版印刷とつながりますように。」

横山さんの作る印刷物には彼女の純粋な想いや温かい人柄がそのまま表れていて、全国から彼女に活版印刷をして欲しいという依頼がたくさん来る理由がわかる気がしました。

ぜひ機会がありましたら、小値賀島や晋弘舎印刷さんへ足を伸ばしてみてくださいね。